お役立ち情報|富士フイルムPBC株式会社

「使いこなせないERP」を脱却。Copilot活用で変わる、中堅・中小企業のデータ活用最前線|富士フイルムPBC株式会社

作成者: 富士フイルムPBC株式会社|May 27, 2026 11:00:00 PM

企業のDX推進において、ERP(基幹業務システム)に蓄積されたデータをいかに活用するかは、依然として大きなテーマです。
一方で現場からは、
・操作が複雑で使いこなせない
・データはあるが、分析・判断にまで活かせていない
といった声も多く聞かれます。
こうした課題に対する有力なアプローチとして注目されているのが、中堅・中小企業向けERP「Microsoft Dynamics 365 Business Central」に組み込まれたAI機能「Microsoft Copilot in Business Central」です。

Microsoft Copilot in Business Centralとは

Microsoft Copilot in Business Central は、ユーザーの権限に基づいた業務データや業務コンテキストをもとに、ERP業務を支援する点が特長です。単なるチャットボットではなく、対応した機能において以下のような支援を行います。
・情報検索:自然言語で必要なデータを効率的に抽出
・要約・分析:数値データの傾向やポイントをテキストで提示
・文書作成支援:見積書の補足文や製品紹介文の下書きを生成
・操作ガイド:業務フローに応じた入力・操作のヒントを提示

従来のERP操作とCopilot活用時の比較

評価項目

従来のERP

Copilot活用時

データ検索

画面遷移・条件設定が必要

(対応機能において)自然言語による対話

データ分析

自力で集計・解釈

要点をAIが整理

文書作成

過去を参照して手入力

ERPデータを基に下書き生成

具体的な活用シーン:現場でどう役立つのか?

● データ探索・要約の効率化
例えば、「この顧客の直近3か月の取引を要約して」「今期、売上が減少傾向にある製品を教えて」と問いかけると、Copilotがデータを参照して要点を提示。「探す・まとめる」といった分析前の作業時間を大幅に削減します。
● 請求書・見積書関連の文書作成支援
ERP業務では、金額計算よりも説明文や補足コメントの作成に時間がかかるケースも少なくありません。Copilotは、請求内容の説明文や、取引背景を踏まえたコメント案を自動生成。定型業務の効率化と品質の平準化を同時に実現します。
● ERP操作を支援するAIガイド
現在の画面や業務の流れを踏まえ、「次に入力すべき項目」や「処理のヒント」を提示します。ERPに不慣れな担当者への教育コストや、現場の負担軽減に効果的です。

IT管理者が知っておくべき「セキュリティと統制」

Copilot in Business Centralは、企業の重要なデータを扱うエンタープライズ利用を前提に設計されているため、セキュリティ面も安心です。
・セキュアな基盤:Microsoft Cloud(Azureベース)上でデータを保護
・権限の継承:既存のユーザーアクセス権限をそのまま適用
・データガバナンス:管理・監査機能をMicrosoftの管理基盤上で実行可能
・モデル学習:顧客データが許可なくAIモデルの学習に使用されることはありません
ERPの統制を損なうことなく、AI活用を進められます。

CopilotでERPはより活用される基盤へ

Microsoft Copilot in Business Centralは、単なる便利機能ではなく、ERPとの関わり方そのものを変える存在です。ERPを「入力するだけのシステム」から「データを多角的に整理し、意思決定のヒントをくれる強力なアシスタント」へ。Copilot活用は、その第一歩と言えるでしょう。
※Copilot機能はクラウド版(Business Central Online)でのみご利用いただけます。

富士フイルムPBCの導入支援

富士フイルムPBC株式会社は、国内トップクラスのDynamics 365導入支援体制を有し、30ヶ国以上・500拠点を超えるグローバルな導入実績があります。豊富な知見と経験を活かし、大企業から中堅・中小企業まで、スピーディなERP導入をご支援いたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
■Dynamics 365 Business Centralソリューションはこちら
■Dynamics 365関連資料ダウンロードはこちら
■Dynamics 365関連お問い合わせはこちら