現場の熱中症対策を「仕組み化」―SAFEMOで実現する安全管理とは

 Jun 16, 2026 8:00:01 AM  富士フイルムPBC株式会社

本記事では、2026年5月28日開催のウェビナー『猛暑の脅威から作業員をSAFEMO  で守る』のポイントを凝縮してご紹介します。
※本記事内では、弊社富士フイルムPBCが提供する「SAFEMO(セーフモ)安全見守りクラウドサービス」を「SAFEMO」と表記します。

2026年も全国的な猛暑が予測される中、熱中症対策は企業の重要な経営課題です。最新の厚生労働省データ(2025年確定値)*1によると、死亡者数は前年比58%減少しました。法改正や企業の取り組み強化が影響した可能性も考えられますが、一方で「休業4日以上の死傷者数」は38%も増加しています。特に「建設業」と「製造業」での労働災害が多発しており、労基署による指導件数でも上位を占めています。
近年の熱中症は4月〜10月と長期化しており、「真夏だけ対策すればいい」という常識は通用しません。企業、特に建設業や製造業などの危険度の高い業種 においては、早期からの実効性のある安全管理対策が強く求められています。

現場の熱中症対策で浮き彫りになる「3つの課題」  とSAFEMOによる解決策

ウェビナーでは、建設・製造・物流などの多くの現場で指摘されている課題をフォーカスしました。ここでは、現場が直面する3つの課題と、それを解決する「SAFEMO」の機能について解説します。

① 「自己申告」に依存したリスク管理
・現場の課題: 建設業者に対するアンケート結果によると、熱中症発症者の発見方法の約6割は本人からの自己申告です。*2 しかし現場では「周囲に迷惑をかけたくない」「これくらいなら大丈夫」という我慢が働きやすく、初期症状が見逃されて重症化するケースが後を絶ちません。
✓  SAFEMOでの解決策: スマートウォッチから取得したバイタルデータに基づき、脈拍の異常や熱中症リスクを自動検知。本人と管理者の双方向へリアルタイムにアラート通知するため、我慢に頼らない早期対応が可能です。

② 管理者のキャパシティ不足
・現場の課題: 広い現場や多数の作業員が分散する環境では、管理者が全員の体調を目視で完全に把握することは物理的に困難です。
✓ SAFEMOでの解決策: 全作業員の状態や位置情報を遠隔からクラウド画面で一元管理。異常が発生した作業員の場所も「位置情報機能」ですぐに特定できるため、迅速に救護に向かうことができます。

③ 高齢化と作業環境の特殊性
・現場の課題: 高齢の作業員は、暑さや喉の渇きを感じにくい身体的特性があります。さらに、ヘルメットや防護服の着用による衣服内の温度上昇もリスクを深刻化させています。
✓ SAFEMOでの解決策: 環境(WBGT値)に応じた個別の水分補給アラートなどをスマートウォッチへ直接通知。年齢や環境による感覚のズレをシステムがカバーします。

従来対策の転換  「個人の判断」から「データに基づく管理」へ

水分補給や休憩の徹底、空調服の導入など、多くの企業が対策を講じているにもかかわらず熱中症が発生してしまうのはなぜでしょうか。
その根本的な原因は、最終的な判断が依然として「個人の感覚」に委ねられている点にあります。
これからの安全管理に求められるのは、経験や勘、個人の我慢強さに頼る対策ではありません。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスから得られる「客観的なバイタルデータ」と「位置情報」に基づき、リスクを可視化して組織的に管理する仕組み(DX)への転換です。

まとめ:データが変える、これからの現場の安全

これからの時代の熱中症対策において鍵となるのは、「早期発見」「客観データ」「リアルタイム対応」の3つです。安全管理は今、経験や勘からデータ活用へと大きく変わり始めています。
「安全第一」をスローガンで終わらせず、テクノロジーの力で仕組み化する第一歩として、まずはデータ活用の可能性を検討してみませんか?
また、 SAFEMOでは安全対策をさらに強化する新機能(ストレス検知・進入禁止アラートなど)も追加いたしました。最新機能の詳細についても、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。 

富士フイルムPBC株式会社が提供する「SAFEMO安全見守りクラウドサービス」では、心拍・活動量・WBGTの値から熱中症の発症リスクを検知し、作業者と管理者にアラートを出すことで初期症状の早期発見をサポートします。
■SAFEMO安全見守りクラウドサービスの詳細はこちら
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SAFEMO安全見守りクラウドサービスお問い合わせはこちら

出典:*1 令和7年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)|厚生労働省
      *2 職場における熱中症防止対策に係る検討会 第1回資料|厚生労働省

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